自分を許し、相手をも許す。

自分を許し、相手をも許す。文字にするのは簡単なのだけれど、これ程までに難しい事もないですよね。あなたが一番嫌いな人を許す・・・。そして、自分自身をも許す・・・。これが出来たら、キリストかお釈迦様ですよねって位に大変な事です。

では、まず「許す」という事を丁寧に観て行きたいと思います。みなさん「許す」とは一体、何なのか?考えたことがあるでしょうか?たまには良いでしょ(^^) 「許す」をテーマにするという事は、まず「許せない」からなんですね(笑) 全てを許せていたら、許すという事自体語る必要もないからです。シンプルですね。分かり易いと思います。

つまり、我々人間は「許せない!」事が沢山?あるという事なのです。例えば、許せない人がいる。許せない事がある等々。そうなんです。我々は許せないというストレスを抱えて生きているのです。許せない事がストレスになるという事は、そんな許せない自分にもストレスを感じる事になるのです。あの人は許せない!イライラする!でも実は心の奥底では・・・そんな自分も嫌だ・・・となる訳です。

つまり、相手を許せないという行為も、そんな自分が嫌になるという事も、どちらも『愛』が不足しているからなのです。だからと言って、ガス欠の車の様にガソリンスタンドが在る訳でもなく、『愛』を補充する安易な方法も見つからない・・・だから益々イライラしてしまうのです。そんな時に、一つだけヴィジョンからアドバイスさせて頂くとしたら『相手の立場に立ってみる』ということです。

なぁんだ!そんな事か!?なんて、言わないで下さいね。あなたが、この世で一番嫌いな人の立場にあなたは立てるでしょうか?はらわたが煮えくり返っている!そんな大嫌いな人の立場に立つのですよ。。。これがなかなかに至難の業なのです。怒りで溢れ返っている時には、自分を客観視出来ないものですよね。しかし、そんな時でも少しずつでもOkなので、自分を客観視し、自分と相手をも俯瞰するトレーニングが必要になるのです。

Aにしか見えなかった事が、相手から観たら実はBに観えているのかも?いや、もしかして思いもかけなかったCに観えているのかもしれないのです。もしあなたがそう思えたのなら、もう相手を許す入口に立てているという事なのです。自分からという一方的な見方でしか物事を見れていないという事実を認めることです。そして自分が怒りの目で相手を見ているとしたら、愛で包まれた見方からは遠く離れてしまっているのかもしれませんね。本当は、こんな大事な事は各家庭で親から子へ、そして学校では先生から生徒へ教えて行くべきことだと思うのですが・・・出来ていません。ですから微力ながらヴィジョンは NEW VISION アカデミーを開校し『人生のナビゲーションシステム』を通してお伝えさせて頂いているところなのです。

ヴィジョン / Vision
▼記事更新の応援クリックをお願いします▼

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA