アメイジング・グレイス(Amazing Grace):すばらしき恩寵

アメイジング・グレイス(Amazing Grace):すばらしき恩寵

誰もが知っているこの曲「アメイジング・グレイス」、ではあなたはこの曲が生まれた経緯をご存じだったろうか?まずは、歌詞と共に今一度この名曲をお聴きください。

Amazing grace how sweet the sound
That saved a wretch like me.
I once was lost but now am found,
Was blind but now I see.
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アメージング・グレース
何と美しい響きであろうか
私のような者までも救ってくださる
道を踏み外しさまよっていた私を
神は救い上げてくださり
今まで見えなかった神の恵みを
今は見出すことができる
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‘Twas grace that taught my heart to fear,
And grace my fears relieved,
How precious did that grace appear,
The hour I first believed.
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神の恵みこそが 私の恐れる心を諭し
その恐れから心を解き放ち給う
信じる事を始めたその時の
神の恵みのなんと尊いことか
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Through many dangers, toils and snares
I have already come.
‘Tis grace hath brought me safe thus far,
And grace will lead me home.
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これまで数多くの危機や苦しみ、誘惑があったが
私を救い導きたもうたのは
他でもない神の恵みであった
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The Lord has promised good to me,
His Word my hope secures;
He will my shield and portion be
As long as life endures.
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主は私に約束された
主の御言葉は私の望みとなり
主は私の盾となり 私の一部となった
命の続く限り
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Yes,when this heart and flesh shall fail,
And mortal life shall cease,
I shall possess within the vail,
A life of joy and peace.
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そうだ この心と体が朽ち果て
そして限りある命が止むとき
私はベールに包まれ
喜びと安らぎの時を手に入れるのだ
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The earth shall soon dissolve like snow,
The sun forbear to shine;
But God, Who called me here below,
Will be forever mine.
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やがて大地が雪のように解け
太陽が輝くのをやめても
私を召された主は
永遠に私のものだ
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When we’ve been there ten thousand years,
Bright shining as the sun,
We’ve no less days to sing God’s praise
Than when we’d first begun.
.
何万年経とうとも
太陽のように光り輝き
最初に歌い始めたとき以上に
神の恵みを歌い讃え続けることだろう

 
作曲者ジョン・ニュートンは「奴隷貿易」に手を染め巨万の富を得る

ジョン・ニュートンは1725年、イギリスに生まれた。母親は幼いジョンに聖書を読んで聞かせるなど敬虔なクリスチャンだったが、ジョンが7歳の時に亡くなった。成長したジョンは、商船の指揮官であった父に付いて船乗りとなったが、さまざまな船を渡り歩くうちに黒人奴隷を輸送するいわゆる「奴隷貿易」に手を染め巨万の富を得るようになった。

当時奴隷として拉致された黒人への扱いは家畜以下であり、輸送に用いられる船内の衛生環境は劣悪であった。このため多くの者が輸送先に到着する前に感染症や脱水症状、栄養失調などの原因で死亡したといわれる。

22歳の転機

ジョンもまたこのような扱いを拉致してきた黒人に対して当然のように行っていたが、1748年5月10日、彼が22歳の時に転機はやってきた。船長として任された船が嵐に遭い、非常に危険な状態に陥ったのである。今にも海に呑まれそうな船の中で、彼は必死に神に祈った。敬虔なクリスチャンの母を持ちながら、彼が心の底から神に祈ったのはこの時が初めてだったという。すると船は奇跡的に嵐を脱し、難を逃れたのである。彼はこの日をみずからの第二の誕生日と決めた。その後の6年間も、ジョンは奴隷を運び続けた。しかし彼の船に乗った奴隷への待遇は、動物以下の扱いではあったものの、当時の奴隷商としては飛躍的に改善された。

勉学と多額の寄付を重ねて牧師となる

1755年、ジョンは病気を理由に船を降り、勉学と多額の寄付を重ねて牧師となった。そして1772年、「アメイジング・グレイス」が生まれたのである。この曲には、黒人奴隷貿易に関わったことに対する深い悔恨と、それにも関わらず赦しを与えた神の愛に対する感謝が込められているといわれている。
(アメイジング・グレイス 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)

※この曲には、黒人奴隷貿易に関わったことに対する深い悔恨と、それにも関わらず赦しを与えた神の愛に対する感謝が込められているといわれているのです。そうやって、またこの曲を聴きなおすと心に迫るものがあります。何事もそうだと思うのですが、心の叫びこそ必ず誰かに届くということ。心からの行動はいつでも美しい。

ヴィジョン

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コメント

    • とゆ
    • 2018年 1月 22日

    ヴィジョンさんへ

    ヴィジョンさん、素敵な音楽を届けて下さり、
    ありがとうございます♪

    「アメイジング・グレイス」は、大好きな曲の一つなのですが、
    この素敵な名曲が産まれた経緯までは、全く知りませんでした。
    経緯を教えて頂いてからこの曲を聴かせて頂くと、
    これまでとは、全く違った響きで更に深く心に染みいるようです。

    動画の女性歌手は、本当に澄んだ歌声が綺麗ですね!
    この女性たちの歌う「ユー・レイズ・ミー・アップ」という曲に感動して、
    大好きになり、以前繰り返しずっと聴かせて頂いていた事を思い出しました。

    今でも沢山の人に愛されているアメイジング・グレイスが産まれた経緯は知らずとも、
    作曲者の心の叫びが、人々を惹きつけるのかなと感じました。
    更に「アメイジング・グレイス」という曲が大好きになりました♪

    とゆ

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