OLD VISIONの終焉

今、世界中で「資本主義の終焉」を危惧する声が上がっています。世界は益々混沌とし、不確かな時代に突入しています。なぜならば資本主義社会とは成長を前提として成立しているからなのです。つまり「成長し続ける事が大前提」になっているという訳なのです。だから人類挙げて国境を越えてまで「富を世界中で奪い合う」という情けない姿に成り下がってしまったという事なのです。正しくそれは「自我中心・エゴ中心」の世界です。

しかし、永続的な成長などある訳がありません。それを言葉を変えて言いますと、資本主義社会とはある意味「欲望の放し飼い」とも言えるのです。欲をあおり購買意欲をかき立てる。そして利益を上げる。しかし、パイは限られているという考え方ですから、土地を奪い、全てを取り尽くすという歴史を人類は刻んできました。しかし、その奪い合うパイさえもうなくなってきてしまいました・・・。ましてやエゴに持続性がある訳はないのです。

そして、世界中から聴こえてきたのが「未来への不安」と諦めの声、そして疲弊しきった人々の姿でした。いくら自転車からバイク、そして自動車や飛行機ロケットと科学技術が発展し一見便利になったように観えるこの世界も、一皮めくれば疲れ果ててしまった人間の姿だけが観えます。これを我々一般社団法人 NEW VISIONでは、イコール=「OLD VISIONの断末魔」と呼んでいます。断末魔です・・・。「エゴの悲鳴」とも言えます。

しかし、このままでは社会がクラッシュすると分かっていて、ただ観ているだけでは何の意味もありません。社会のクラッシュとは、人間もクラッシュするからです。我々の一人一人の力はとってもとっても小さいかもしれませんが、まずは【自分の心を変えよう】! なぜなら、形を直しても同じことを繰り返すからです。私たちのすべき事があるとすれば、この一点のみ。【自分自身を変える必要がある!】と気づいた者たちが集い、一般社団法人 NEW  VISIONを立ち上げました。

つまり【OLD VISION の終焉】とは=【NEW VISION の始まり】である事を証明していきたいのです。その為にも我々は小さな小さな舟かもしれませんが、大海原に出航する事を決意しました。きっと世界中に同じ思いを持った方々がいる筈だ!きっと同じ志を持った人達が居るに違いない。そんな夢と希望を乗せて小さな舟ではありますが『一般社団法人 NEW VISION 号』は、いよいよ出航の時を迎えたのです。是非、あなたも勇気を出してご乗船下さい。共に新しい自分に会いに行きましょう。代表理事 神新二