愛には「2つの愛」があるのです!

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実は、愛には「2つの愛」があるのですが、あなたはご存じでしたでしょうか?「愛」と呼ばれるものは、正確には2つに分かれるのです。では、この「2つの愛」について今回はみなさんと一緒に考えてみたいと思います。

まず1つめは、人間が日常で使っている愛についてです。この愛は、とても小さな愛で利己的で、時には自己主張もしたりする様な愛です。つまり「条件付きの愛」なのです。これを夫婦や男女で当て嵌めてみましょう。相手を愛していると言い、お付き合いしたり結婚したりします。しかし、自分の思い通りに行かなくなると、その愛は豹変するのです。時には殺人にまで発展したりする愛です。

自分が愛していると言っておきながら、相手次第で変わるカメレオンのような愛です。自分に都合の良い条件付きの愛ですから、いつでも「自分が一番でなければならない愛」なのです。これは、とてもとても幼い愛です。そして我儘で傲慢な愛です。でもこれは一体、本当に愛と呼べるものなのでしょうか?束縛し、強制し、自分の思い通りにしようとし、相手に強制したり時には脅すような事をする愛を愛と呼べるでしょうか?これは実は「愛ではない!」のです。本当の愛を求めて!等とよく人は言いますが、上記の条件付きの愛である以上、それは絶対に叶わぬことなのです。

では、本当の愛とは一体どんな愛なのでしょうか?この2つ目の愛を観て行きたいと思います。例えば、母親が子供を産んだその時、お母さんの気持ちはどんな気持ちでしょうか?赤ちゃんが屁をしても可愛いですし、ウンチまでもが愛おしいですよね。おぎゃーおぎゃーの鳴き声も愛らしく思えます。そして赤ちゃんがもし病気にでもなってしまった時には、自分が変わってあげたいと真剣に思うような、そんな愛が本物の愛なのです。これを『無償の愛』と言います。

つまり、自分の子供で生まれてきてくれてありがとうと思えるようなお母さんの心境、それが無償の愛です。条件付きの愛と対極をなすものです。産まれて来てくれた子に対して、たった一つの条件などがあろう筈がありません。ただただ愛するだけです。それだけで幸せ!なのです。相手に何かを求める事などあろう筈がありません。万が一もし相手に裏切られても、それでも相手を思う気持ち=愛に変わりはないのです。神様の愛の様な、イエスキリストさんやマザーテレサさんの様な愛ですね。さて、あなたの愛は・・・どうでしょうか??

ヴィジョン / Vision
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  1. 笑夢

    二つ目の本当の愛とはどういうものなのかを読んで、
    子どもたちを産んだ時の事を思い出しました。

    無事に生まれてきてくれただけで有難くて、
    何をしても可愛い我が子を抱いていて、本当に幸せを感じました。
    それでも、子供が大きくなるにつれて、
    強制したり、思い通りにしようとしたりする事もあると振り返り、
    とても反省しています。

    自分の子供といえども、自分の思い通りにしようとは、
    とても傲慢な事だと思いました。
    自分も経験した、何があっても相手を思う気持ちを思い出すと、
    とてもあたたかい気持ちになります。
    いつでも、そんな本物の愛を持てる人になりたいです。

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