謙虚で謝ることが出来る人、そんな人こそが本当に「強い人」

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本当の強さとは、一体何なのだろうか?そんな事を子供の頃から考えていました。子供の頃は「体が強い人」が強い人なの?それとも(男の子でしたから)「ケンカが強い人」が強い人なの?なんて思ってもいました。しかし大人になるにつれて「本当に強い人」とは一体どんな人なのか?が、だんだんと観えて来るようになりました。

それはある意味反面教師なのですが、強がっている人ほど「弱い」という事でした。虚勢を張るのはとても弱い人のする事でした。実は強がっている人は「怖がっている」のです。だから、強がっているという事にも気が付いたのです。ですからそれはとてもカッコ悪い事です。

強く見せたいのも弱いからなのです。そしてその心の根っこには「恐怖」があったのです。要は当たり前の事ですが「真に強い人は、強がる必要は一切ありません」からね。というシンプルな事に気が付いたのです。

この事を別な角度から見てみると、最近の車の売れ筋の傾向でもそれは現れていました。車で売れるのがいわゆる「オラオラ系」の顔をしたデザインの車なのだそうです(@_@;) 車のフロントグリルと呼ばれる車の顔にあたる部分がまるで戦隊モノに出てくる車の様です。これを「マイルドヤンキー系」とも言うそうです。あぁ恥ずかしい・・・(>_<) しかしこれも「強く見せたい!」「舐められたくない!」と言う心の現れが、車にも反映されているのです。つまり「恐怖」が根底にある事の表れでもあるのです。

誰も舐めませんよ・・・。自分が弱いから、自分一人で戦っているだけなのです。恐怖心があるから、怖いから強がっているだけなのに、その事に気が付けないのです。

同じく、弱い犬ほどよく吠えるとも言いますよね。本当にその通りだと思います。小さな犬ほどキャンキャン吠えます。怖いんです。それに比べて大型犬は殆ど吠えません。

そして人間も年を重ねて来ると、だんだんと今まで観えなかったものが観えて来たりします。例えば人間は弱みを見せまいとしてコンプレックスを隠そうとして、その反動で強がったりするのもよくある人間の姿です。そして何よりも、頭を下げる事が出来ない人はシンプルにとってもカッコ悪い!とつくづく思います。

子供には「悪いことをしたら謝りなさい!」って言うのにね(-_-;)

ヴィジョンは有難いことに今まで色々なジャンルのあらゆる人々と出会わせていただき、人生3回分位(笑)の様々な体験もさせて頂きました。そして約1万人以上の方々の前で話しをさせて頂いて、ある一つの結論に辿り着きました。

それは『本当に強い人とは謙虚な人』であり目立たぬ人でした。そして『謝る事が出来る人は、心がとても強い人』だという事です。逆に「心の弱い人は絶対に謝る事が出来ない」のです。そして謝るばかりか、反対に嘘をついてまで相手を下げて、自分を上げて正当化しようします。何という情けなさでしょう・・・。怖いから態度も大きく、声も大きな人たち、それが弱い人の特徴です。

どんな時であっても力強く謙虚であろうと思います。そして尚且つ、その嘘を付くような人をも赦せるような人でありたいと思っています。でも、ペコペコではありませんよ。凛として笑顔でです。そしていつでも、どんな時であっても、何があっても【心からの笑顔で居る事が出来る】そんな真に強い人でありたいと願っています。NEW VISION アカデミーでは、そんな人を育てて行きたいと願い活動し共に成長出来るようにと思っています。

ヴィジョン / Vision
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  1. コスモ

    いつも読ませてもらっています
    『強い人とは謙虚な人』
    『謝る事が出来る人は、心がとても強い人』と書いてあって、
    一見、逆の事のようにみえるけれども、
    自分の事をよく振り返ってみると、その通りだと感じました。

    私は、家族や周りの方に間違いや直すべきところを言ってもらっても、
    素直にすぐに『ごめんなさい』と言う事ができていません。
    すぐに、言いわけが口から出てしまいます。
    それは、間違っている自分を正当化して、
    そんな自分を認めたくない私の弱さだと思いました。

    そして私の場合、余裕がなくなると一人で勝手にイライラして、
    笑顔も出せなくなってしまいます。
    そんな時、自分らしくないなと思ったりします。
    これからは、言ってもらった事にはまず謙虚に一言、
    『ごめんなさい』と言えるように、自分を変えたいと思います。

  2. ゆうじ

    自分もずっと力が強い人、ケンカが強い人が「強い人」だと思って生きて来ました。

    若い時は特に何時でも少しでも強く見える様に威張ってみたり厳つい服を着たり、
    相手に威圧感のあるもの言いをしてみたり考えてみると相当に恥ずかしいことをして来ました。

    これまで何をやるにも中途半端にやって来たので自信がなくて、
    いろんなコンプレックスを抱えて来て、それを隠すことに一生懸命になっていたんだと思います。

    だから自分が悪いと分っていても強がって素直に頭を下げることさえ出来ませんでした。

    今、客観的に頭を下げれない自分を観ると弱さがバレない様に恐怖を抱えビクビク震えています。

    何時も威張っている人は何時もこんなに怯えて生きているんですね!

    怯えているから相手に噛みつくしか手段がなくなっているんだと思いました。

    もう弱い自分を隠すような自分を偽る生き方は止めにしようと思います。

    本当の強さとは何か教えて下さってありがとうございます。

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