(※素晴らしい記事がありましたので転載させていただきます。視点を変えること、自分を責めない事、自分を認める事等々、いつもNEW VISION アカデミー でもお伝えさせて頂いている事が記されています^^)
生きていれば、失敗はつきものです。すぐに気持ちを前向きに切り替えることができる人もいますが、人によってはすっかり自信を喪失して、しばらく落ち込んでしまうことも。しかし、少し発想を変えるだけで、失敗したこと自体に強い自信と誇りを持てるようになります。「Business Insider Japan」では、矯正下着ブランド・スパンクスの創業者サラ・ブレイクリー氏が父親からかけられた言葉を紹介しています。
失敗とは挑戦してきた証
ブレイクリー氏の前職はオフィス用品を販売する会社の営業。さらにそれ以前は、ロースクールを目指して勉強を頑張りますが、結果は2回とも不合格。ディズニーランドのスタッフを経て、OLになったという意外な経歴の持ち主です。
それでも彼女は自信を失ったり卑屈になることなく、27歳で貯金をはたいて5,000ドル(約55万円)で起業したそうです。何度も挫折しても、なぜ挑戦し続けられたのか? その原動力となったのは、幼い頃に父がかけてくれた言葉だったそうです。
子どもの頃、父はよく私と弟に「今日はどんな失敗をした?」と聞いてきた。おもしろい質問だなと思っていた。そして、父は私たちの失敗を歓迎したの。1週間、失敗することがなければ、父はとてもがっかりしていた。私はよく「パパ! これをやってみたけど、全然できなかったよ」と話した。すると父は私にハイタッチして、「よくやったね!」と言ってくれました。
「Business Insider Japan」より引用
子どもが失敗したのをガミガミと怒るのではなく、挑戦したこと自体を褒めるという教育方針だったようです。このような価値観なら、たとえ何度失敗したとしてもそこまで自信を喪失することはないかもしれません。
本当の失敗とは、挑戦しないこと
ある目的を持って何かに挑戦し、結果的にその目的が実現しなかったとしても、その過程からはたくさんのことを学ぶことができます。それを活かして同じことに再挑戦すれば今度は実現できるのかもしれないし、もっと他の目的を目指した方がいいと気づくことができるかもしれません。
父がしてくれたことは、私の中の「失敗」という定義を変えてしまったこと。私の中で、失敗は挑戦の証で、挑戦しなければ結果は得られないということ。多くの人は失敗を恐れてリスクをとらないでしょ。ビジネスを始めなければ、創りたいアートも創ろうとしない。失敗に対する恐れは挑戦の邪魔をする。自分の中で「失敗は挑戦しないこと」と気づけば、道は開く。
「Business Insider Japan」より引用
スパンクスの社内では、失敗のことを「Oops」と呼び、笑い話として積極的にシェアするようにしているそうです。かわいいネーミングのおかげで、「失敗なんて大したことない」と思えるのかもしれません。このように少し発想を転換するだけで、過去の失敗について自分を肯定することができますし、今後の挑戦も怖くなくなるはずです。
[Business Insider Japan] photo by Gettyimages
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