人間は自分と向き合わないと、どんどん堕落して行く!?

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あなたは知っていましたか?「人間は自分と向き合わないと、どんどん堕落して行く生き物だ!」という事を。最近のニュースでも正にこの事を証明する様な事件や事故が、引っ切り無しに報道されていますよね。例えば「あおり運転からの暴力事件」もそうです。何があっても、どこまで行っても「他人が悪い」のですから、いつでも「自分が正しい」のです。ですから自分を正当化しようとします。自我やエゴの特徴は、絶対に「自分とは向き合わない!」という事なのです。

あおり運転で指名手配犯になり捕まった人等は、とっても極端な激高型だったので、その様子がTVのワイドショー的であっただけで、実は多くの人間は彼と同じ様なベクトルを持っています。ただ捕まるような事をしていないだけで、心の中に吹き荒れる嵐の具合は同じようなものなのです。「自分が正しい!」と思うエゴの部分が同じという事なのです。違いは手を出すか出さないかくらいで、心の中の嵐が起きているの様子は同じ様なものなのです。つまり「大人」と呼ばれる人達も、保身の為にただ「我慢」することを覚えただけで、何一つ心は成長していない駄々っ子の子供と同じ様なものなのです。

ですから人間は自分と向き合わないと、このようにどんどんと堕落して行くのです。『自分と向き合って、自分を省みて、そして自分を律して』行かない限り、どんどんと落ちて行きます。ですから年を取るイコール素晴らしいという訳ではないのです。年だけ取って偉そうにしていると「老害」と揶揄されてしまいますからね(^_^;) 年は自分で取っている訳ではありませんから。人間は自分の短所やエゴと向き合い、自分自身と闘うことにより、初めて人は光り輝く事が出来るのです。そして自分と向き合った者だけが『心からの平安が訪れる』という訳なのです。さて、あなたは自分と向き合っていますか?どうでしょうか?

ヴィジョン / Vision
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  1. キイチ

    先日の煽り運転の事件をワイドショーで見た時に、
    煽り運転の末に手を出し逮捕された男性は自分が弱いと言うことを、認めたくないんだろうなぁと思ってしまいました。

    私も自分の弱さを認めるのが怖くて相手を威嚇したり!
    威嚇している時の心の中は何時も凄く暴力的になっています。

    これまで、そんな弱い自分と向き合うことが怖くて、
    自分を正当化して楽な方へ逃げてばかりでした。

    今の私は事件を起こしていないだけで、
    ワイドショーの男性と同じなんだと思いました。

    相手が悪いと自分を正当化する弱い自分!
    相手を威嚇し虚勢を張る弱い自分と、
    ちゃんと向き合わなければ駄目だと思いました。

    弱い自分を認め暴力的な心を改める努力を始めます。

    本日も大切なことに気付かせて頂いてありがとうございました。

    • Vision

      キイチさん、コメントありがとうございます。

      >私も自分の弱さを認めるのが怖くて相手を威嚇したり!
      >威嚇している時の心の中は何時も凄く暴力的になっています。

      そうですよね。威嚇している時の自分の心は荒れていますよね。
      そして、決して満たされないというところがポイントです!
      例え、相手が悪いとなったとしても、心に平安は訪れないのです。
      これが「答え」なのです。
      自分の心が平安にならないものが、相手にも平安を運ぶはずがありません。
      ですから「自分に嘘をつかない」という事が鍵になるのです。

      ヴィジョン

      • キイチ

        お返事を頂きましてありがとうございます。

        本当は頭を下げる場面でも威嚇してしまう自分は凄く素直じゃなくて、後味も悪くて、
        本当の自分の心に嘘を吐いているんだと思いました。

        強がらず素直になることから始めてみます。

        ありがとうございます。

  2. コスモ

    とても衝撃的だったあおり運転の事件で捕まった人と、
    同じようなベクトルを自分も持っている?
    正直言って、すぐには認めがたい事でした。

    よく読んでみて考えてみたら、そう言えば自分も、
    自分が正しい!相手が間違っている!と、
    心の中で相手に手を出しているような心当たりが沢山ありました。
    ただ我慢してその場をやり過ごしていて、
    一見波風が立たないからいいや、なんて思っていました。
    でも、心の中はまさに嵐が吹き荒れるばかりです。

    このブログを読ませてもらうようになるまで、
    「自分と向き合う」事なんて考えたこともありませんでした。
    少しずつ、自分と向き合う事の大切さが分かってきました。
    これからは相手を見るのではなく、自分を見てみます。

    • Vision

      コスモさん、コメントありがとうございます。

      >とても衝撃的だったあおり運転の事件で捕まった人と、
      >同じようなベクトルを自分も持っている?
      >正直言って、すぐには認めがたい事でした。

      目に見えている過激で攻撃的なところだけに目が行くと、
      あの逮捕された人と自分は違うとなるのも分かりますが、
      目に見えない心の事を言っているのです。

      つまり「直ぐには認めがたい自分」の中に、
      あなたが闘うべき相手が潜んでいるのです。
      見つからない様に、隠れているのです。
      それを見逃してはいけませんからね(^_-)-☆

      ヴィジョン

      • コスモ

        こんにちは。お返事をありがとうございました。
        目には観えない自分の心の中を覗いてみると、
        なるほど、とても攻撃的なところが観えてきました。

        逮捕された人と同じベクトルと読んで、
        瞬時に自分は違う!と認める事が出来なかった時、
        なぜそう自分は思ったのか?そう思った自分と向きあってみます。

  3. kyo

    こんにちは。いつもブログを拝見させてもらっています。

    「自分と向き合う⁇?」
    「自分と向き合わないと堕落して行く⁈」
    漠然としていたことを教えていただき、自分と向き合うことの大切さがわかりました。
    私も「大人」と呼ばれるただの駄々っ子の子供ですから、自分を省みていきます。

    いつもありがとうございます。

    • Vision

      kyoさん、コメントありがとうございます。

      >私も「大人」と呼ばれるただの駄々っ子の子供ですから、自分を省みていきます。

      その心意気です。
      大人とは、なるものなのです。
      つまり、現代の大人は年を取っているだけで、
      実は、大人になっている人は一握りなのです。
      気が付いた人から、大人になりましょう♪
      それが、あなたの周りを照らす人になるという事ですから。

      ヴィジョン

      • kyo

        ご返信ありがとうございます。

        大人とは、自らなっていくものなのですね。
        大人になるように一つ一つ努力していきます。
        ありがとうございました。

  4. 桃子

    こんにちは(^ ^)
    子供の頃からずっと、事あるごとに「自分は正しい!」と主張して相手を納得させようとしてきました。
    それが私にとって人とコミュニケーションを取る方法だったと言っても良いくらいに
    自然で当たり前のようになってしまっていました。
    言葉や行動は「あおり運転」の人のように攻撃的ではありませんでしたが
    ヴィジョンさんの書いて下さったようにベクトルは同じでした。

    いつも相手を負かそうとしているような生き方は心から安らげる事が無く、
    そんな事をしている自分を嫌いになっていく気がします。
    子供の頃からだから、今はもうかなり堕落してしまっているに違いありません(>_<)
    せめて、心の中で相手を責める前に立ち止まるようにしようと思います。

    • Vision

      桃子さん、コメントありがとうございます。

      >子供の頃からずっと、事あるごとに「自分は正しい!」と主張して相手を納得させようとしてきました。
      >それが私にとって人とコミュニケーションを取る方法だったと言っても良いくらいに
      >自然で当たり前のようになってしまっていました。

      ヴィジョンが伝えようとしている事と、正反対の生き方でしたね(^_^;)
      相手を押さえつけたら、相手は反発するだけですよね。
      相手は納得なんかしません・・・。
      納得する事が出来るのは、自分自身だけなのです。
      相手を納得させようとすると、孤独になるだけです。
      変える事が出来るのは?
      そうです・・・自分自身だけなのです。
      それで良いのですからね(^_-)-☆


      >せめて、心の中で相手を責める前に立ち止まるようにしようと思います。

      そうですね。
      相手は責めるのは、子供のする事です。
      同じ様に、自分を責めるのも子供のする事です。
      気が付いたことから、自分を変えるのみなのです。
      それが、世界を変える第一歩なのです。
      これが人生の極意なのですが、
      多くの人は、世間を相手に戦います・・・。
      不毛な戦いだと気が付くまで・・・続きます。
      でも、このブログの読者の方々やアカデミー受講者の方々は、
      大切な大人への階段の第一歩を歩んで行く方々なのです。
      自分に自信を持って、大らかに自分と対峙して行きましょうね♪

      ヴィジョン

      • 桃子

        お返事をありがとうございました。
        本当にそうですね。
        相手を納得させたり変えたりすることはできない事、嫌というほど体験したはずなのに
        まだ不毛な戦いを続けるところでした。
        とても遅くなってしまいましたがその事に気付かせてもらえて本当に良かったです。
        「自分が変わる」という事、チャレンジしてみます。

  5. イナバ

    こんにちは。

    世間では「大人」の年齢になりましたが、私の中身は子どものままなのかも・・・記事を読んでそう思いました。

    相手の短所に気づくことだけ上手くなっているし(汗)

    これからは、自分の短所を認め、コツコツ直したいところを直していくことに力を入れていこうと思います。

    「大人」と自分について、ゆっくり考える貴重なきっかけになりました、ありがとうございます。

  6. ロイ

    謙虚なふりをして表に出しませんが、自分は絶対に正しい
    と考え、心のなかで相手を論破して、優越感に浸って
    いる事があります。
    そして、自分を正当化する為に他人と争い、こころの中に
    壁を作っていました。
    自分を心を冷静に見ますと、今回のあおり運転で捕まった
    方と、とても良く似ているところがあります。
    ただ、そこを出さない様に我慢でしのいだだけで、いつま
    でも我慢では、限界があるのではないかと思いました。

    歳をとって、周りの方が自分より若い事の方が多くなって
    きましたが、自分は中身が伴っていないのに、プライドだけ
    高くなってしまい、まさに老害だなと思いました。
    このままでいるのは嫌ですので、自分の短所やエゴと向き合って
    人から必要とされる大人を目指していこうと思います。
    今回も素晴らしい記事を読ませていただき、ありがとうございます。

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