人は、なぜ怒るのでしょうか?

☆ ☆ ☆
人は、どうして怒るのでしょうか?
あなたは、どんな時に怒りますか?
嫌な事をされた時でしょうか?
相手が悪いと、イライラし腹が立った時でしょうか?
私は悪くない!と思う時でしょうか?
でも、あなたが「怒る理由」は本当にそうでしょうか?
ある意味あなたにとって、あなたの「周りで起きる事」に対して怒っています。
しかし、周り=外側だけを見ていては真実には辿り着く事ができないのです。
あなたの周り=外側だけを見るのではなくて、あなたの内側つまり「自分の心」を観て欲しいのです。
あなたの嫌いな人が、あなたを怒らすから怒るだけでは、感情に走っているだけの事。
それは、外側の現象=あなたの嫌いな人を見ただけの結果です。
例えばここにAさん、Bさん、Cさんが居るとします。
Aさん=嫌いな人、Bさん=あなた、Cさん=友人だとします。
Aさんを見て腹が立つBさん(あなた)と、腹が立たないCさん(友人)がいたりしますよね。
それって、どういう事でしょうか?
同じAさんを見ているのに、なぜBさんとCさんでは反応が違うのでしょうか?
同じAさんを見ているのにBさん(あなた)は怒り狂っていても、Cさん(友人)は笑っていたりします。
終いには友人のCさんにも腹を立てたりします。
どうして笑っているの!?と言ったりして新たにケンカが勃発・・・(@_@;)
それは、つまりあなた自身が「Aさんの善悪」を自分で勝手に判断しているという事なのです。
あなたがAは許せない相手だ!と判断し、「怒っている」のです。
Cさんも、自分でAさんを判断して「笑っている」のです。
人によって、見方も考え方も感じ方も違うという事なのです。
まず、そこを認めないといけません。
でも、怒り狂っている人は一切何も見えなくなってしまうのです。
世界は自分中心に回っている!という傲慢な状態に陥ります(^_^;)
あなたが許せないと思う人を見ても、他の人は「まぁまぁ、そんなにカリカリしないでっ」と言ったりする事はありますよね。
これが、実は大きなヒントなのです。
つまり、あなたの心の中で「何かが起きた!」その結果、許せないとなっているという事に気付かないといけません。
つまり人は相手を許せないとなってしまう、その「元となるもの」があるのです。
その元を探さないと進歩はないのです。
その元となるものは、何だと思いますか?
それは実は、人は「何かを守ろうとして」怒るのです。
何を守ろうとしているかは、人によって違います。
プライドだったり、自尊心だったり、劣等感だったりもします。
つまり「自分を守れなくなるかもしれない」という【恐怖心】が元にあるのです。
よって「怖さ」から「怒る」ということなのです!
怒りとは、あなたの「恐怖」の表れだったのです。
自分の不安定な心という恐怖が、怒りとなって現れているのです。
「自分の恐怖が、相手を攻撃してしまう」という心の仕組みだったのです。
人間の恐怖が形を変えて、攻撃となり、具体的に怒ったり、悪口を言い触らしたり、裁判に訴える事だったりする訳です。
怒りには、必ず元となる不安定な心の状態を生む「恐怖」があるのです。
これは必ず表裏一体!なのです。
怒りは結果であり、その裏側には必ず恐怖という原因があるのです。
つまり心が安定している人や恐怖の無い人は、怒りません。
シンプルなことです。
そして怒りは自分を正当化させようとしますから、酷い事も何でもしてしまいます・・・。
怖いから、そして自分を強く見せたいから、弱いのがバレないように強く出るのです。
さて、あなたはどうでしょう?
いつでも見るべきは「自分自身の心」なのです。
相手ではないのです。
ヴィジョン / Vision
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Aさん、BさんCさんのお話の例、なるほど!と思いました。
このような事を経験した事は、私もあります。
自分の恐怖心から、怒ったり相手を攻撃してしまうという事も、
目からうろこでビックリしました。
何度もこのブログで書いて頂いている、
外ではなく自分自身をみる、自分次第だという事、
何事にも例外はないのですね。
冒頭の画像のようなネコちゃんが怒っているなら、
まだ可愛いものの、
自分がいつも怒ったりイライラしている姿は、
我ながら嫌だな…と思いました。
ムカッとしたり、イライラした時には、
自分の恐怖が原因なのだという事を思いだします。