なぜ人は「攻撃的」になるのか?

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どんどん人は、攻撃的になってきている様に感じます。男、女に関わらず、どんどんと年々攻撃的になっている様に見えます。些細なことで喧嘩になったり、心が荒れたりしてはいませんか?それは現象的「コロナ禍」から来るイライラなどがあげられますが、果たしてそれだけが原因なのでしょうか?
攻撃的になる理由は、相手を「許せない!」等と思う事が多いですよね。しかし、その前段階を冷静に考えてみて欲しいのです。自分が攻撃的になる前の精神状態を思い返して欲しいのです。だいたいの方は「イライラ」していたりしませんか?自分がイライラしているから、攻撃的になったのではないでしょうか?
人間は外に向かって、怒りをぶつけます。自分以外のせいにした方が楽だからです。確かにそうなのですが、その怒りをぶつける状態に至るには自分の心が荒れている時が多いのです。つまり、周りが原因なのではなくて自分が原因なのかもしれない!?というアンテナを持つことが大事なのです。本質を見極める力を養わなければなりません。
自分のイライラを外にぶつけていては、ただのわがままな人です。そしてそれが、実は自分のイライラが「もっとイライラする様な出来事を作り上げていた!」としたら、あなたはどう思いますか?外からやって来る様に見えている出来事自体を、あなた自身が引き寄せていたとしたら・・・。
以前の記事にも書いた「プラトン「洞窟の比喩」という記事:この世界は、実は「仮想現実」だった!?に出てくる洞窟内で、奴隷が見せられていた影絵とは、実は自分自身の心を映していたものだったとしたらどうでしょうか?つまり我々が日常で体験する全てを、実は自分が作り上げていたとしたらどうでしょうか?えっ?信じられない!?
「怒り」は「怒り」を呼び寄せるのです。心がイライラしたら、もっとイライラする事が起きるのです。いや、自分でイライラする様なことを引き起こしているのです。心が穏やかな時にイライラした事は起きません。それは、自分で気が付くまでどんどん大きくなるのです。自分の「心を変えるまで」続きます。これが私達人間が抱えている「問題」と呼ばれているものの正体だったのです。全ては自分の心の写しだったのです。
ヴィジョン / Vision
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