鳥山明さんを偲んで…。

鳥山明さんを偲んで…。

訃報|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト

鳥山明さんとの一番の思い出は、まるでお城の様なご自宅にお邪魔した時の事と、ドラゴンボールねぷたを制作し出陣した時の事です。

まずは、そのドラゴンボールねぷたの話しから。

ヴィジョンがドラゴンボールねぷたプロジェクトのプロデューサーとなり集英社さんと組んで、鳥山明さんのご自宅に伺った時です。

「高さ16メートルという悟空を作りたいのです!」と、鳥山明さんのご自宅にお招き頂き、このプロジェクトを直接鳥山先生にご説明をさせて頂きました!

青森のねぷたの本場で、高さ16メートルの悟空の立佞武多(たちねぷた)の制作したい旨をお話させて頂いたところ、

二つ返事で鳥山さんは「やりましょう!」に仰っていただきました。

そして、直ぐにねぷたの下絵作成に先生自ら取り掛かって下さいました。

そのドラゴンボールのねぷたは、鳥山さんの下絵を参考にして、本場青森は五所川原市で製作されました。

青森県五所川原市で完成し、街を練り歩く「悟空と神龍(シェンロン)」の共演ねぷたは、子供だけでなく大人たちも大喜びでした。

鳥山さんは2004年、漫画「ドラゴンボール」を題材にした五所川原立佞武多(たちねぷた)の下絵を手がけて下さり、実は実際に祭り本番当日にも、ひっそりと訪れていたのです。

この事はマスコミには一切言ってなかったので誰も知らなかったのですが、先生は一番の特等席でニコニコ満面の笑みでご覧になって下さっていました!

ドラゴンボールのねぷたの出陣を実際に見て下さったその日、鳥山明さんは、それはもう大興奮でした!

祭り後の食事の席でも饒舌で、二次会で飲みに出た際にも、皆で大はしゃぎでした。

悟空のイラスト入りのサインまでお店にプレゼントして下さっていたくらいでした。

本当に子供の様に喜んでくださり、大いに盛り上がった青森は五所川原の夜でした。

実際に祭りを見た鳥山さんがご帰宅後、祭りの興奮も冷めやらぬまま、特別に描き上げて下さった「送り絵」があります。

送り絵とは、ねぷらの後ろ姿に飾られる大切なものです。

その送り絵を鳥山さんは、祭りに感動したそのお礼にと自ら特別に描き上げて下さった唯一無二のもの!!

その送り絵は当初、ヴィジョンが代表して五所川原市の立佞武多の館に寄贈させて頂いたものでした。

その後、現在は実際にドラゴンボールねぷたのお囃子をやって下さった子供たちが通う学校、五所川原市三輪小学校の体育館に飾られているそうです。

実際に太鼓、鐘、笛のお囃子を子供たちも担当するのですが、毎日のようにこの五所川原市三輪小学校の体育館で練習が繰り広げられていた思い出の場所だったのです。

その送り絵は『祭り衣装の主人公・孫悟空たちおなじみのキャラクターたちの後ろには「五所川原」という文字が!』

五所川原市三輪小学校は「DRAGONBALL」は今も子どもたちに人気だとして、今後も大切に飾っていくということです。

嬉しい限りです!

※上記写真は、ねぷたを製作した小山内さんと鳥山さん作画の「送り絵」です。

鳥山明さんと、集英社さんのお蔭で、ビジョンもふるさとに少しは貢献出来たかもしれません・・・。

その後、ドラゴンボールねぷたは、ジャンプフェスタでも幕張にてお披露目する事も出来ました!

悟空と神龍の大迫力を沢山の方々に楽しんで頂いた事を、本当に誇りに思っております。

鳥山さん、ありがとうございました!

それにしても・・・早い旅立ちでしたね・・・鳥山さん・・・。

きっと天国でも新作を書いているのでしょうか!?

肉体は滅びても、魂は死にません!

今もあの鳥山さんの笑顔が大きく輝いています。

世界中の人たちを幸せにした先生のマンガのキャラクターたち・・・、

天国では悟空も神龍も、みんなが先生をお出迎えして大騒ぎしているに違いありませんね(^_-)-☆

ヴィジョン / Vision
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