ガンジーという人の素晴らしさ!

ガンジー

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皆さんはガンジーという名前は当然聞いたことがあると思います。しかしその人となりや詳細までとなると、あまり詳しくは知らないと答える人が多いのではないでしょうか?そこで今回はガンジーについて一緒に見ていきたいと思います。

マハトマ・ガンジー(Mahatma Gandhi)は、インド出身の弁護士で、インド独立の父と呼ばれる政治指導者、宗教家です。彼の最大の功績は『非暴力・非服従主義』を掲げて、インドをイギリスからの独立へと導いたことだと思います。しかしガンジーはイギリスという宗主国に暴力を使わずに行われた彼の抵抗運動に対し、何度も逮捕され投獄されることになりました。

そのガンジーの言葉には多くの名言がありますが、その根本は彼が『真理の探究』に人生を費やした結果生まれたもので、その言葉はとても深くて、そして哲学的でもあります。例えばこの言葉などは生き急ぐような現代人に投げかけられたものの様にも感じます。

人生には、スピードを上げるよりも大事なことがある

“There is more to life than increasing its speed.” 

ガンジーは、真理の探究に人生をささげた宗教家でもありました。そしてここでいうスピードとは、みんなと同じ人生に生き急ぐ私達人類の姿なのではないかと思います。何をそんなに急いでいるのか?と…。

ある人は地位やお金や名誉、またある人は個人的な理想に燃えて一直線。でも我々が生まれてきた理由に、何かの意味があり『その手段が必ずしも有意義なものか』をふと立ち止まって考えてみる必要があるということを教えてくれている気がします。ガンジーとは本当に素晴らしい人でした。

宗主国であるイギリスに対し、武力ではなくその意志と非暴力の運動によって独立を勝ち取るという、今までの西欧的な常識では考えられないその素晴らしい発想も、彼が発見した真理に裏付けられた信念から来たものなのだと思います。そして彼はこうも言っています。

弱い者ほど相手を許すことができない。許すということは、強さの証だ。

The weak can never forgive. Forgiveness is the attribute of the strong.

ガンジーは一番大事なものを見つけた方だったのです。一番強いものを見つけたのです。武力ではなく本当の強さを見つけたのです。そして口だけではなくその真理を実践した方でもありました。現代人に最も欠けていることかもしれません。

それが「許す」「赦す」ということです。相手のせい!あいつが悪い!個人も企業も国もこうやって生きています。その結果が今の社会です。そのイライラした社会からの脱却とは、自分自身の心を変える事でしか叶える事は出来ない事をガンジーは示して下さっていました。

何かを変えたい!と願うとき、他人の事は変える事が出来ないという事です。変える事が出来るのは自分自身だけ。そして赦すということが全てを変える事が出来る万能薬の様なものだという事をガンジーは示してくれていたのでした。

ヴィジョン / Vision
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