エゴの宇宙がつくられた目的とは?
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前回からのつづきで「エゴの宇宙がつくられた目的とは?」を考えてみましょう。ではもう一度前回のおさらいからして行きましょう。この宇宙はエゴがつくりました。この宇宙をつくったのは神様ではありませんでした。ビックバンもエゴが起こした事でした。そしてもっとも衝撃的な事実ですが、人間というその体自体もエゴがつくったということをお伝えいたしました。そして今回はその目的を見て行きたいと思います。
エゴには宇宙をつくる目的がありました。目的がなければ、そもそもつくる事はしません。エゴの宇宙がつくられたその目的とは、私達に真実を観えなくするためだったのです。そもそもエゴから真実が見えるはずはありませんよね。ではその真実とは一体何なのか?それは私たちが『神様から分離したという真実』を分からなくさせ、見えなくさせ、思い出すことさえ出来なくなる為でした。つまり『神様から遠ざけるためにこの宇宙はつくられた』のでした。だから『真の愛を知ってもらっては困る』からなのです。
例えば海外の方々が普通に口にする「神様」というこの二文字を言うことが、この日本で特にははばかられます。神様と言うと宗教ですか?等と冷たい視線が飛んできます。それ程までに、神様から遠く離れてしまったのが現代人なのです。
ではなぜ、エゴは我々に神様を意識してもらっては困るのでしょうか?もし私たちは神を意識し始めてしまったら、エゴ自身が存在できなくなってしまうからなのです。神様にはエゴはありませんから。だからエゴは、我々をいつでも争わせ続けなければならない訳なのです。これが世界中から戦争が絶えない理由でした。そして人と人が憎しみ合う訳なのです。負のエネルギーでこの地球を覆わせて、この宇宙をエゴで満たしたいのです。私たちはエゴの策略にまんまと乗っかってしまっているのです。
エゴとは分離のことで、負のエネルギーのやり取りの事です。ケンカ、暴力、ハラスメント、悪口、告げ口、陰口、恨みもつらみといった精神的な事も含めて、すべてエゴの得意技です。その基本姿勢は必ず問題を誰かのせいにし、自分を振り返るという事は絶対にしません。だから私たちは「エゴの宇宙からの脱出」をしなければならないのです。そうしなければ、いつまで経ってもエゴの奴隷のままなのです。プラトンの言うところの洞窟の比喩に出てくる奴隷たちと同じ状態なのです。(参考記事:この世界は、実は「仮想現実」だった!?)
我々に課された宿題は「人々と一つになる」ことであり、それが「神の元に帰る」ことになのです。つまり人と人も一つになるということ。その為には他人を赦し自分自身も赦さなければなりません。赦す心とは、エゴの目的である分離とは目的が真反対なのです。現在世界を席巻している様に見えるコロナによる狂乱は、まさに分離の象徴そのものですよね。ソーシャルディスタンスを保て!人と人の間には壁を作れ!・・・もろに分離しろ!一つになるな!と言っています・・・。
さて、そろそろ目を覚ましたくなりませんか?ヴィジョンは子供の頃から、宇宙はなぜ生まれたのか?なぜ人は生まれて来るのか?そして何の為に生きるのか?を追い求めて来ました。そしてようやく、その真理にたどり着くことが出来ました。この感動を、この喜びを、一人でも多くの方々にお伝えすることが出来ればと思っております。求めている人には、必ず求めているものが訪れてくれます。共に楽しみ、そして頑張りましょう。
ヴィジョン / Vision
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