過去に執着しないで!本当は過去は存在しないのだから。

過去の嫌な記憶…。
忘れられない出来事…。
しかし、そんな過去は実は存在していないのです。
えっ!?何を言っているのかと思うとおもいますが、
過去が存在していると思うのは、一体誰でしょうか?
過去は実は、あなたの心の中に存在しているだけなのです。
あなたが思う過去という形は、あなただけが持っているものだからです。
同じ過去でも、100人居れば100人の思い出がある筈です。
同じ出来事であっても、ある人は楽しい思い出で、ある人は悲しい思い出だったります。
先日あるアーティストのコンサートに行く機会がありました。
私は最高に感動し、素晴らしいライブだったと心の底から思えたのですが、
その後のライブの感想を見ていると、最悪だったという人も多くいました。
理由は人それぞれでした。
セットリストが好きじゃなかったとか、うるさい人がいて集中できなかった等々…。
人によって、同じ空間にいて同じセットリストを聴いたのにも関わらず、その出来事の受け止め方が全く違うのです。
同じように過去も人によって感じ方が違うのです。
そして、そもそも過去とは存在していないのですが、あなたが執着している事があるとしたら、
その過去は、あなた自身がその記憶通りに存在ならしめているのです。
過去に執着しないで!本当は過去は存在しないのだから。
私達には「今しかない」のですから。
過去は存在しないのです。
過去に執着しない事です。
他人を呪う様な過去からは卒業しましょう。
あなたの思う悲しい過去を、もう存在させ続ける必要はないのですよ。
一生あなたの嫌いな人に五寸釘を打つ続ける人生では悲しすぎますよね。
嫌いな人は、あなたが許すために存在しているのです。
口もききたくない人は、あなたが許すために存在しているのです。
顔も観たくない人も、あなたが許すために存在しているのです。
あなたの魂の成長の為に、あなたの為に存在してくれているのです。
あなたの超えるべき過去として、そこに存在してくれているのです。
それが「あなたの人生の宿題」だからです。
この世に生まれて来た、大事な一つの理由がこれでした。
大きく深呼吸をしましょう。
心に余裕を持ちつつ、深呼吸をしましょう。
そして、大きな視点で物事を見ていきましょう。
狭い路地に入り込んでしまったら、それは人生の最悪な袋小路…。
一生出る事が出来ない迷い道とならないように…。
恨みという洞穴に住むことはないのです。
そんな過去から、自分自身を解放してあげましょう。
もし傷ついていたら、その傷を癒してあげましょう。
もう良いのですよ…。
気休めではなくて、過去からの解放と共に…。
時間とは実は「無」そのものなのです。
過去という時間を存在せしめているのは、自分でした。
過去なんか存在していないのですから。
過去があると思わせていたのは、自分の執着だけだったのです。
今だけが、永遠なのです。
過去に永遠なんかありません。
過去は閉ざされた世界で、永遠ではないからです。
永遠ではないものを追っかけていても、それは悲劇を生むだけだからです。
それはあなたの人生には相応しくはないのです。
あなたに相応しい「今」を生きましょう。
今だけという言葉には、実はこういう深い意味があったのです。
ヴィジョン / Vision
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