SNS 誹謗中傷の正体とは?

SNS 誹謗中傷

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SNS 誹謗中傷の正体とは一体何なのでしょうか?最近、ネット上の誹謗中傷が大きな問題となっています。そしてその勢いはとどまる事を知らず、毎日どこかで炎上を繰り返し、社会問題にまでなっています。そして悲劇を迎えてしまうといった残念な事も起きてしまっています。どうしてこんな事になってしまうのでしょうか?今回はこのSNSの誹謗中傷問題から、その元となる正体を深くまで突き止めて行きたいと思います。

まずあなたは「SNSの誹謗中傷」ということは、なぜ起こるのだと思いますか?ネット社会になった事が原因だと思いますか?それとも匿名で書き込めるSNSの形式に問題があると思いますか?ある意味ではその通りという答えなのですがでもこれでは、ただ形・形式の問題を指摘しただけの答えとなっています。ネット社会という形、SNSの形式を指摘しているだけであって、これでは問題解決には絶対には至ることはできません。

では次に、匿名で書き込めることが問題だ!実名にしろ!顔を出して書け!という意見はどうでしょうか?でもこれも同じことになるのです。匿名がどうかを問題にしているだけであって、これも実は形だけを問題にしています。形だけを問題にしている場合は、必ず違う形で新たな問題が浮上してきます。例えば他人の名前や顔を無断で使用したりとか、全く架空の名前やデジタル処理した顔を使えるように工夫したりとか、形だけでは残念ながらイタチごっこを繰り返すだけで一切問題解決には至らないのです。さて、困りましたね・・・。

では形ではないとしたら、問題とは一体何なのでしょうか?解決に繋がるであろう原因となる問題を探ってみましょう。それは「誹謗中傷をしてしまう人の心」が問題なのです。ではなぜ人は誹謗中傷をしてしまうかを考えた事はありますでしょうか?誹謗中傷をしてしまう人の心理とは一体どんなものなのでしょうか?そこを見ていかない限り、ただ誹謗中傷をする人を責めて攻撃しても、新たな心の戦争が勃発するだけの結果になってしまうのです。

SNSの誹謗中傷という結果をつくりだしている「原因」とは何なのでしょうか?それはやはり「人の心の問題」なのです。どんな人の心なのでしょうか?それは一言で言えば「イライラする心」が原因なのです。自分のイライラを他人にぶつけてしまうという間違った生き方が、SNSの誹謗中傷問題の原因だったのです。

つまり、自分のイライラを自分で処理できないという「幼い人間のこころ」が原因だったのです。自分のイライラとは、自分の心の内側にあるもの。そのイライラが自分では処理しきれずに、他人にぶつける!それがこのSNSの誹謗中傷問題の元となるものだったのです。小さな子供がイライラして、大好きなおもちゃを壊してしまう様なものなのです。この心理が芸能人のサイトが荒らされるものなのです。つまり自分自身と会話ができない人が多すぎるのが原因なのです。

すべてのイライラには理由があります。しかしその理由は外にあるのではないのです。イライラの理由は必ず私たちの心の内側にあるのです。私たちのイライラが外側に映画の様に投影し、イライラする形を作り出しているからです。私たちのイライラという原因が映画でいうところのフィルムとなり、日常の中のSNSというスクリーンにイライラの結果が映し出されているのです。

そしてここからが一番大事な部分なのですが、この原因と結果の法則には「加害者と被害者」という様な枠組みはありません。つまりSNSで誹謗中傷を書き込んだ人は自分のイライラを見つめ直し、外にイライラの発散先を見つけるのではなくて自分のこころのイライラと向き合い改善していく事が必要になるのです。そして逆にSNSで誹謗中傷を書き込まれた人も偶然書き込まれた訳ではありませんので、その嫌な形を生み出してしまった自分の心や生き方を見つめ直すチャンスをいただいたという訳だったのです。

ミサイルを撃ち込まれたから、裁判をしてミサイルを撃ち込んでやる!決して泣き寝入りはしない!これでは心の戦争は絶対に終わらないのです。たとえ裁判に勝ち、誹謗中傷を書き込んだ人が有罪になったとしても、あなたの心の問題はそのままなのです。決して晴れる事はないのです。

加害者に見えようが、被害者に見えようが、そこが問題なのではないのです。大きな視点が必要なのです。一般常識と言う罠にはまってはいけません。問題をつくった自分の心を見つめなければ、必ず形を変えて新たな問題が発生するのです。あなたが気づくまで・・・。あなたが自分のこころを見つめるまで続くのです・・・。これが真の正体だったのです。

ヴィジョン / Vision
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