「大地」中心の生き方から、「お金」中心の生き方でOKですか?!

前回の記事:現代人は「土から離れて」病んでしまった!の記事へのアクセスが普段の2倍近くになりました。やはり、現代社会のおかしさを多くの人達が感じているのだと実感した次第です。そこで、今回は:「大地」中心の生き方から、「お金」中心の生き方でOKですか?!というタイトルテーマで、我々のこれからの生き方について「どういう生き方をすべきなのか?」もう少し深く掘り下げて行きたいと思います。

人類は「土」つまりは「大地」から遠く離れて生きる様になってしまいました。つまりは、「大地」中心の生き方から「お金」中心の生き方へ大きくシフトしました。日本人もほんの数十年前までは、多くの田舎で自分の畑を持って結構な割合を自給自足していました。しかし急激に社会の様子は一変してしまいます。それが「お金中心の社会」への変貌です。お金が無ければ何も買えない、そして生きて行けない社会の出現です。

前回の記事でも書きましたが、お金が無ければ生きて行けない社会。社会の在り方としては、とても幼い形だと思います。つまりは大地から離れた生活は、多くの弊害を生みだしました。それが現代病、そして生活習慣病と呼ばれるものもそうです。丁度TVで特集番組をやっていたのですが「欧米人の精子の数が、この40年で半減!してしまった」という内容でした。半減ですよ(>_<) TVを見る様になり、パソコン、ゲームをやる様になった現代人は不眠に悩まされたりして、こんな恐ろしい結果をも自ら招いてしまいました。写真の蜘蛛の巣の様に、まるで何かにからめ捕られているようです。

それもこれも「土」から離れた生活が大きな原因の一つなのです。この「お金」中心の世界というのも、たまたま偶然そういう社会になった訳ではありません。当然誰かが絵を描き、そういう社会をデザインし、意図してつくり上げたものでした。しかし、その生き方も限界に来たのではないでしょうか?心が悲鳴を上げてはいませんか?

「土」に根差した生き方、「大地」に根を張った生き方へとシフトして行く事が、人類にとって幸せな事ではないでしょうか?何も今すぐ山に入ろうと言っているのではないのです。「土」に根差した社会へとシフトしていく事を考えてみてはどうだろうか?という一つの提案なのです。さてあなたは、どんな社会を子供たちに、未来に残したいと思いますか?大自然の大らかな場所で子育てもしたいと思いませんか?

ヴィジョン / Vision
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  1. ノリスケ

    いつも為になる記事を読ませていただき、ありがとうございます。

    思えば、私は「お金」中心の生き方にどっぷり浸かってしまって
    それ以外の生き方を考える事自体を、停止させていたように
    感じました。
    その生き方によって、現代病や生活習慣病の弊害をうけていた
    とは考えてもみませんでした。

    さらに欧米人の精子が40年で半減していたという事に
    たいへんショックを受けました。
    私の周りのほとんどの夫婦は、不妊治療を受けております。
    治療を受けないと妊娠しないなんて、ちょっと変だなと
    思っていましたが、このお話を聞いて、納得いたしました。
    こんな変な世の中になっているのに、まだ「お金」中心の
    生き方に疑問を持たないのは、おかしな事だと思いました。

    また、「お金」中心の社会が、意図して作りあげられたものだった
    と言うのにも、すごく衝撃を受けました。
    どの様な理由で、意図されたのかは想像もつきませんが
    今の世の中が行き詰まっているのは間違いないと思います。
    それより「土」に根差した生き方、「大地」に根を張った生き方
    へシフトした方が、間違いなく幸せになれる気がしました。
    素晴らしい提案をしていただきありがとうございます。

    今回も大変多くの事を学ばせていただき、ありがとうございました。

  2. ゆうあい

    現代人は「土から離れて」病んでしまった!という記事を読ませて頂いて、
    びっくりしたと同時に、とても納得しました。
    確かに、現代病や生活習慣病など、現在の多種多様の病気は、
    昔はなかったと思いました。

    考えてみると、例えば子供たちは、お天気の良い日曜日も、
    自然の土の上で、遊ぶ事もせずに、
    おうちに籠ってスマホゲームをしていたり、
    お野菜は、スーパーで売っているのをみるだけで、
    どのように育てられ収穫されるのか?も知らなかったり、
    皆が、「土」から離れてしまっています。

    お金中心の生き方は、物は豊かにあり便利にはなりましたが、
    逆に、心の豊さは失われていったように思います。

    私は、山や森などに出かけるのが好きなのですが、
    自然の中にいると、本当にリフレッシュさせて頂きます。
    大地中心の生き方だと、自分の本来の姿に戻れるというか、
    なんだかイキイキと生活できそうな気がしました。
    そんな生活はお金では買えないですね。

    やはり、「土」に根差した社会を、
    未来に、子供たちに残してあげたいです。

  3. すみれ

    ヴィジョンさん、こんにちは。
    「大地」中心の生き方から「お金」中心の生き方になってしまっているって、
    本当にその通りだと思いました。
    ずっと抱えてきたモヤモヤを、言葉にしてもらったような気持ちです。

    多くの人が庭先の畑で採れた野菜を食べていた時代には、
    手間もかかるけれど自然と「大地」への感謝とともに在るような
    真心から動くような人間らしい暮らしだったのではないかと思います。

    いつの間にか、手間をかけなくてもお金を払えば食べ物も快適な生活も手に入るようになり
    お金を多く手に入れることが目的になり、損得で動くような世の中になってしまいました。

    誰かが絵を描いているとしても、それに甘んじてしまっているのだから
    結局自分でこの生活を選んでいるのと同じことですね。
    昔と同じ自給自足に戻るのは難しいけれど、自分の心を「大地」中心にして
    そして「お金」中心の生き方がおかしいと気付く人が増えれば
    何かが変わるかもしれないと思いました。

  4. アボカドトマト

    毎日があわただしく過ぎていく中で、どういう社会で暮らしているのか?と振り返ることができていませんでしたが、記事を読ませていただき、お金が無ければ生きて行けない社会にどっぷり浸かっていることを強く実感しています。

    何をするにもお金がかかり、体調を崩す人もどんどん増えている状況にどこかおかしさを感じつつも、それ以外の選択肢を考えることなく過ごしてきましたので、「大地」に根を張った生き方へのシフトという内容に心を打たれました。

    子どもの頃、かけっこや泥あそびをした近所の原っぱもほとんどなくなって、今ではその代わりに郊外型スーパーやコンビニが増えました。

    スーパーやコンビニが近所にあるのはとても便利なのですが、未来の子どもたちには、自然の恵みをたっぷり感じれるような遊び場をたくさん残したいです。

    まずは、自分の日々の暮らしの中で「大地」に根差した習慣を少しずつ取り入れていくことにチャレンジしてみたいと思います。

  5. トシ

    お金中心の世界に自分がどれだけ浸かっているのか?

    あまり考えることはありませんでしたが、
    良く考えてみれば住宅を建てるのに森林が切り崩されたていたり、
    山には産業廃棄物が不法投棄される事件が起きたり、
    日常でも土や自然が壊されて行く現状を目に耳にしているのに、
    そんなことよりも仕事をしてお金を稼ぐことを優先して、
    何故そんなことになっているのか?さえ考えることもしていませんでした。

    土から離れるだけでなく土を汚してしまっているのは、
    お金を稼ぐことや仕事に追われて無関心になった自分たち大人のせいなんだと思いました。

    未来の子ども達には病んでしまった、お金中心の世界じゃなくて、
    土に根差した豊で自由な社会を残したいです。

    今から自分に出来ることを探しながら小さなことでも行動に移して行きます。

    今回も大切なことを教えて頂いてありがとうございました。

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