私達は「逆さま」に見ている?!

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私達は「逆さま」に見ている?!さて、何を「逆さま」に見ているのでしょうか?答えは、全て!を逆さまに見ているということなのです。では全てを逆さまに見ているとは、一体どういう事なのか?を観ていきたいと思います。

例えば、あなたに嫌な事が起きたとします。嫌な事は何でも構いません。悪口を言われたでも、意地悪をされたでも、交通事故に遭ったでも、病気をしたでも何でもOKです。その時に、私たちはどの様に考えるでしょうか?

悪口を言う人には、その人は性格が悪いからとか、それとも機嫌が悪かったから等と考えませんか?意地悪をする人も同じように、あいつのせいで嫌な気持ちになったと思う筈です。事故に遭っても相手のせいで、病気になっても病気のせいにして生きてきました。

これは「自分の外に原因があって、自分に起きた事は結果である」という考え方なのです。つまり「外がメインで、内がサブ」みたいな考え方になっているのです。要は、自分の人生の舵取りは自分ではないと言っているのと同じ事になるのです。起きていることは、自分のせいではないという考え方です。

これは奇妙な事になりました。自分の人生なのに、起きる事の多くは不可抗力の雨嵐では人生をコントロールなど出来るはずもありません。しかし、多くの人間はこうやって外のせいにして生きています。これでは人生に夢も希望もあったものではありません。なぜならば、自分の人生を決めるのは「外的要因」であり、自分ではないのだと信じているからです。

はたしてそうなのでしょうか?あなたはどう思いますか?ここで今回のタイトルに戻ってみましょう。『私達は「逆さま」に見ている?!』これは、原因と結果の逆転劇を起こさないと私たちはずっと間違ったままだという事を意味しています。外に原因があって→内が結果なのではなく、実は『内が原因で→外が結果を現している』という事なのです。

私たちが感じるもの、目に見えるもの、聞こえるもの、その全ては実は私たちの写しだったのです。自分の心を映しだす鏡、それが私達を取り巻く世界なのです。認めがたいかもしれませんが、世界があって自分があるのではないのです。自分の心がまずあって、それを写して投影しているのが「あなたを取り巻く世界」だったのです。

ですから私達は「逆さま」に見ていたのです。でもこれは、あなたにとって希望となる話しな筈です。なぜならば、あなたの心を変える事により、あなたの感じる世界を変える事が出来るという事になるからです。世界全体を変える事は出来ないかもしれませんが、あなたの感じ方が変える事は出来るという訳なのです。

あなたは逆さまに見ています。今までは逆さまに見ていました。それではいつまで経っても、あなたが求める幸せという目的地にたどり着くことはありません。これが全ての答えだったのです。いくら頑張ってもいつまでも悩みが消えない理由であったり、心が晴れない理由、自由に生きたいけど生きれない理由、憂鬱というものの正体がこれだったのです。

ヴィジョン / Vision
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