反田恭平氏 感動の凱旋コンサート!

反田恭平氏 凱旋コンサートに行かせて頂きました。ショパン国際ピアノコンクールで2位受賞された反田恭平さんが奈良で凱旋コンサートを開催して下さったのです。当然チケットは大人気で取れない人が続出だったようです。というのも関西圏では奈良県だけの開催だったからです。私は幸いな事にわざわざ反田氏が設けて下さった奈良県民特別枠で無事に取れました。そして当日は素敵なパンフレットに新聞など、沢山のお土産も頂きました。

反田恭平氏は正式名「XVIII International Chopin Piano Competition(第18回ショパン国際ピアノ・コンクール)」で2位に入賞。このコンクールで2位となったのは、1970年の内田光子さんと並び、日本人の過去最高位となった快挙後の凱旋コンサートだったのです。

既にプロのピアニストとして活躍していた反田恭平氏。周りの方の反対を押し切り、それでも尚且つチェレンジしたショパンコンクール。「もちろん運ではとれなかった結果。後悔したくない人生を歩みたかったので、思い切ってエントリーして、結果はほっとしています」と語っていました。最高です!

プロデビュー当時は細身で今とは別人のお顔と体形・・・それも理想の音を求めて、一度筋肉をつけてから良いバランスまで脂肪に変えたと仰る反田さんは本当に心底プロフェッショナルなお方です。全てをピアノに捧げているからこその感動の音でした。プログラムにあるように休憩までの前半は2次予選で演奏した曲目。その後の後半は3次予選で演奏した曲目でした。

 

 

素晴らしい音の舞いに感動で震えているところ・・・何とアンコールを6曲も!!こんなアンコール聴いたことがありません。大サービスの連続雨嵐。スタンディングオベーションする人々は笑顔に溢れて会場が幸せな空間となっていました。当然私も大感動!

そして奈良県をホームと言う反田恭平氏。アンコールでのマイクでは「自分のオーケストラや学校を奈良に作って、いつの日か鹿よりも楽器を担いで歩く学生を増やしたい」と笑顔で語って下さっていました。素晴らしい志に大拍手でした。本当に実現してくれそうな心意気を感じました。奈良を拠点に世界に向けて活動されるということ、畏れ多くも同じく本部を奈良に置く私にとっても勝手に(笑)本当に嬉しい限りです。

ピアニストの反田恭平が、Japan National Orchestra株式会社(以下、JNO)を設立した。工作機械大手のDMG森精機株式会社の出捐により設立され、国内外で助成・支援活動を行っている一般財団法人森記念製造技術研究財団と、自らが代表を務める株式会社 NEXUSの出資により実現。代表は反田とDMG森精機 専務執行役員の川島昭彦が務め、反田とJNO所属ソリスト17名で構成される。JNOは、DMG森精機の創業地・奈良を本拠地に、持続的で発展的な音楽活動を行い、将来的にはアカデミーの創設も目指しているという。

さらにアカデミーについても意欲的です。「2030年くらいに、僕の人生の最大の目標のひとつでもある学び舎を日本に作りたいと考えています。僕自身、海外に留学していろいろ気づきがありましたが、日本から発信する学び舎があっていいのではないかと思いました。そしてこのオーケストラはゆくゆく学校の専属のオーケストラにきっと姿を変えられると思います」

アンコール時の最後のマイクでは「皆さん知ってる方もいるかもしれませんが…僕実はショパンコンクールで2位を受賞…」と言う間も無く会場皆んな大爆笑するというユーモアのセンスも抜群でした。この下の写真は反田氏が実際に奈良のコンサートで弾いたスタインウェイ&サンズ!さっきまで反田氏が音を奏でた世界最高峰のピアノの写真を調律師さんがわざわざ撮って下さいました。感動です♪

ヴィジョン / Vision
▼記事更新の応援クリックをお願いします▼

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA