分析だけでは無理!根本から変える事は出来ない。

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私たちは知らず知らずの内に、相手を分析して生きています。相手を分析して相手に勝とうとします。仕事でもそうですよね。競合する企業の分析をし相手の会社に勝とうとします。社会でも競争があります。仕事だけではなく、友人の事も分析したりします。時にはパートナーの事や家族の事なんかも分析したりしていませんか?この人はこういう人だから、〇〇すべきだとか・・・。
しかし分析だけでは超えられないものがあるのです。その分析だけでは超えられないのはなぜなのか?と言いますと、例えばAさんがする分析は、Aさんの実力の範囲内にしか分析できないからです。分かりやすく言いますとAさん自身の「実力を超えた物事の分析は出来ない」という事なのです。お判りでしょうか?
自分が想像できる範囲内の物事は分析が出来ます。しかし、自分の想像をも超えたものに対して、分析出来るでしょうか?それは不可能な事なのです。よって、あなたが実力以上の相手に対しては、あなたが想像もできない事がそこにはあるという事なのです。しかし私達人間は、傲慢に生きていますからいつでも自分が中心で考えてしまい、負けを繰り返すこととなるのです。物事が見えなくなり言い訳だけが上手くなっていくのです。
つまり謙虚さを失って傲慢な生き方では、いつまで経っても進歩はしませんし真実は観えてきません。いくら相手の事を分析しても真の相手の姿を理解することも、超える事も出来ないという事になってしまうのです。自我の目で見ても、自我の解釈止まりだという事なのです。ではどうすれば良いのでしょうか?
それは相手ではなく、自分自身をしっかり見つめるという事からスタートするのです。分析する相手を間違っていたのです。人生とは、自分を「根本から変える」事でしか、自分の人生を変える事なんか出来ないからです。相手ばかり見て、自分を見失うと失敗の連続です。なぜならば、自分の実力を磨かなければまた同じことを繰り返すのです。
つまり分析とは、自分を省みずに外的要因を探すだけの事になってしまうのです。外ばかり見ては、ただの評論家と一緒。自分の内的要因を変えなければ、同じ事を繰り返す事は「火を見るよりも明らか」な事ですよね。相手を分析している暇があったら、自分と対峙すべきなのです。いつでも省みるは自分自身。ベクトルを間違えてはいけません。いつでも『宝物は内にあり』なのです。
ヴィジョン / Vision
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子供の頃から、夏休みの宿題などは後回し、
嫌な事、やりたくない事は、後回しにしてしまうタイプです。
この記事を読んで、とても納得したというか、
目からウロコでした。
どんなにやりたくない事から目をそらしても、
必ずやらなければならない事をいまだしていない時、
その事がずっと頭にあるようで、
楽しい事も楽しめなかったりして、本当に自分らしくない、
もったいないような時間を過ごしていたと思います。
やるべき事、やりたくない事をすっきり先に済ませ、
いつでも自分らしくありたいです。
いやな事、やりたくない事を後回しにしようとする時、
この記事を思い出します。