自作自演の世界を俯瞰して、楽しく生きる!

この世界は「自作自演」で動いています。

そのおかしな世界を真っ正面から見ていては、腹が立つだけなのです…。

よって、この自作自演の世界であっても、楽しく生きるにはそのおかしな世界を「俯瞰して見る」ことが必要なのです。

俯瞰して見れなければ、真実を知れば知る程、腹が立つだけだからです。

この世界は誰がプロデュースしているのか?

この世界を仕切っている人たちの目的とは何なのか?

本当に信じられない事が明らかになってきます…。

でも、私達はそんな事に心を奪われて生きて行く必要はないのです。

勿体ないです。

なぜならば、私達には「俯瞰して見る」という力も授かっているからなのです。

物事を客観的に見る力。

物事を鳥の様に、鳥の目で上空から見る力。

何のジャッジもせずに、ただただ今行われている物事を観るのです。

何の判断もせずに、善悪も置いておいて、ただただ見るだけ。

その時に「もう、笑うしかない」という感情が芽生えて来ます。

なぜならば、私達人間は本当に小さな事に拘って生きているのが観えて来るからです。

TVを付ければ、嘘だらけ…。

ネットを見ても、噓だらけ…。

人は人を疑い、自分さえ良ければと生きている…。

多くの人間は生きる目的を見失い、ただただ死なない様に生きているだけにも見えます…。

そんな嘘だらけの社会の為に、私たちは生まれて来たのではないのですから。

ある程度、物事を俯瞰して見る事が出来たならば、次のステップに移行する準備が整ったということ。

その次のステップとは、「自分の事も俯瞰して見る」というステップの事です。

実はこれが一番難しい…。

なぜならば、私達は自分を客観的に見るという事をして来なかったからです。

圧倒的に、このレッスンをして来なかったからです。

自分はこう思う、あの人は赦せない、あいつは嫌な奴だ・・・。

私達は、自分から見える世界しか知らないからです。

他人が自分をどう見ているのだろうか?

そして、その自分をも含む心の状態を俯瞰して見るなんて、全くして来なかったからです。

自分と言う枠から、一旦飛び出ないと自分の事を客観的に見る事など出来ないのです。

自分自身を、上空から見る。

鳥の目を持って、自分を上空からみる…。

これは本当にトレーニングが必要な事なのです。

この自分を客観的に見るというトレーニングをして来なかった大人たちが、毎日自己主張をお互いしているだけ!なのです。

これが現在の世の中の姿なのです。

これでは、未来永劫心の平和が訪れるはずはありませんよね…。

各自「エゴ」を抱えて、エゴと共に生きています。

つまり、お互いのエゴとエゴはただの自己主張ですから、混ざり合うという事が出来ません。

ですから、エゴとエゴが日々ぶつかり合うだけ。

もしくは、片方が心を閉ざしてしまって黙り込んでしまうか…です。

そこには調和も、美しさも全く無い、冷たく嫌な世界だけが残るだけなのです。

でも我々日本人には、世界から見ても素晴らしい特性を持っているのも事実です。

それは、他人を思いやる心。

他人事をやめて、自分事として生きるということ。

お互い様という人を思いやる優しい心。

そして、八百万の神々様に感謝するという国民性。

すべてに感謝して生きるという生き方です。

これらは絶対に失ってはいけないと思うのです。

そしてこの生き方にプラスして、更に自分自身の事も客観的に見るという力を身に付けられれば、もう鬼に金棒です。

この世界がフェイクであろうが、嘘八百であろうが、真実が無かろうが、それは自分の心をかき乱す原因にはなり得ないのですから。

世の中がフェイクであろうが、自分の心がどう在りたいのか?なのです。

自分の心が目指すものを、自分で設定できる人が大人というものなのです。

自分の心を客観視しつつ、理想の状態からズレた時に、自分自身で軌道修正して生きる事が出来る。

これこそが私たちが目指す「真の大人」だと思うのです。

ヴィジョン / Vision
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