虹の橋 いつかきっとまた逢える

虹の橋

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「虹の橋 いつかきっとまた逢える」こんなタイトルのお手紙をいただきました。そのお手紙の差出人は、愛犬が生前お世話になっていました動物病院のスタッフ一同さまからでした。当社の看板犬だった黒ラブのモモちゃんが旅立つ前、何度も何度もお世話になった病院でした。優しい先生やスタッフの方々の事をモモは大好きで大好きで、いつもスタッフの方々の姿を見つけるとしっぽをブンブンと振り回していました。

多くのペットちゃん達は病院が嫌いだと思うのですが、モモちゃんは大好きで病院と併設してあるペットホテルにお泊りする時も自分からすすんで入って行くくらいでした。そんなモモちゃんが大好きだった病院の皆様からのお手紙を拝見し、とっても感動しましたのでここで紹介させて頂きます。そのお手紙のタイトルが 「虹の橋~いつかきっとまた逢える~」 です。

虹の橋  いつかきっとまた逢える

(原作者不詳)

天国の少し手前に「虹の橋」と呼ばれるところがあります そこには 誰かと心が通い合っていた動物たちが 神様によばれてやってきます
 
そこには、草原や丘が広がっていて 動物たちはそこで駆けまわり ともにじゃれあって楽しく遊んでいます 私たちの心に残る あの過ぎた日々の夢 そのままに・・・
 
おなかいっぱいのごはんと きれいなお水 そして優しい太陽の日差しに溢れていて みんながそのあたたかな場所で、のんびりと暮らしています
 
病気にかかっていた子も 年老いた子も みんな元気を取り戻し 傷の痛みに苦しんでいた子もすっかり健康なからだを取り戻し 昔のように そしてまるで夢のように そこでは過ごしているのです
 
動物たちは幸せに暮らしているのですが たったひとつだけ 心を満たしていないことがあります それはかつて共に過ごし 愛し合い 寄り添っていた人がここにいないことが恋しくて 寂しいのです。
 
動物たちが一緒に遊んで 駆けまわっていたある日 ある子がふっと立ち止まり 遠くを見つめていました その子の目は 次第にキラキラと輝きだし よろこびで震えだします 突然 その子は仲間から離れ 草原を飛ぶように走っていきます 速く速く それはまるで風のようです
 
その子の視線の先にいたのは 共に過ごし 愛し合い 寄り添っていたあなたでした
 
その子とあなたは 虹の橋のふもとで再び出会います あなたは 愛するわが子を抱きしめ 愛情いっぱいにふれあい 二度と離れることはありません
 
あなたは満面の笑みで幸せにあふれたキスを受け もう一度 愛するわが子を抱きしめるのです そしてわが子の顔をのぞきこみ 見つめあっては語りかけます
 
きみと別れてからの長い長い人生を 私は一生懸命生きてきたよ その中で きみを忘れたことは一度たりともなかったよ やっと会えたね
 
そしてあなたたちは寄り添いあって 一緒に天国へ続く「虹の橋」を渡っていくのです

少し検索してみるとこんな素敵な動画を見つけましたので紹介させていただきます。下記の動画の歌詞がお手紙に書かれていましたので、まずは動画をどうぞ。

虹の橋の物語 by いのりオーケストラ(Rainbow Bridge)4分8秒

この動画の説明にはこうも書かれています。

動物を愛するすべての人へ捧げます。多くの人をペットロスから救って来た物語、それが「虹の橋」です。

この美しい詩はいつか訪れる愛する動物との別れ・悲しみに光をあて、数えきれない人々の心を癒やし、原作者不詳のまま全世界に広がったと言われています。 いつの日か、愛する動物たちと別れても「虹の橋(にじのはし)」のたもとで再び出会うことができ、共に天国へ歩いてゆくという物語です。天国の少し手前にあるという虹の橋。そこでは食べ物と水に恵まれ、すべての動物が健康と若さと元気を取り戻し、活き活きと駆けまわっています。

しかしそんな動物たちにも、たったひとつだけ淋しいこと・不満があります。それは特別な人、自分を愛してくれた「誰か」がそこに居ない悲しさです。そんなある日、その中の一匹が遠くに見覚えのある誰かを見つけます。嬉しさに震え、飛び上がり、喜びにあふれた瞳でまっすぐに駆け出したその先には・・・。

動物・ペットを愛する多くの人々の共感を呼び、人から人へと語られる小さな詩。動物と接するすべての人、ペットロスの経験に小さな希望と元気をくれる物語として世界に広がり、現在も多くの言語によって語り継がれています。 by いのりオーケストラ

原作者不明の物語「虹の橋」。とっても素晴らしいですよね。私も愛犬をこの手に抱いて虹の橋に送り出すことが出来ました。しかし人間には目があり手の感覚があり思い出もあります。だからペットロスで落ち込むのです。人間の目に見えなくなると存在自体が消えたように感じるからです。それはワンちゃん猫ちゃんは、ペットを超えた存在であり家族そのものだったから。だからこそ思う事がありました。

私達も、ワンちゃんも猫ちゃんも「体ではない」ということです。人間もワンちゃん猫ちゃん達も同じように「心の存在」だからです。いつでも、今も、一緒にいます。なぜならば心に距離も時間も関係は一切ないからです。いつでも「今」一緒にいるのです。人間の目には見えないかもしれませんが、今も今日も一緒に居てくれているのです。本当ですよ。

この虹の橋にはつづきがあるように感じています。それはワンちゃんも猫ちゃんも、いつでも一緒に居るのですから、あなたを探してはいないという事です。なぜなら今もあなたの足元で元気に走り回ったり丸くなっているからです。心の存在なのですから、あなたの事を探すまでもありません。これは先に亡くなられた家族や友人も同じだと思います。実際私は旅立ったモモちゃんを毎日感じています。そしていつでも今も一緒だとそう毎日感じています。そして感謝して生活しているからです。

ペットの死・・・それは悲しいです。確かに悲しいのですが、もしあなたが未だペットロスから抜け出せていないのであれば、あなたが悲しんでいるというその事をペットちゃんは悲しんでいると思います。旅立ったワンちゃん猫ちゃんは、今もあなたの笑顔を待っている・・・そう感じているのですから。

ヴィジョン / Vision
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  1. KAZE

    ヴィジョンさんへ

    こんばんは、記事を読ませて頂きながら安らかな気持ちになりました。

    私も以前ラブラドールのモモちゃん【毛色ベージュのメス】を飼っていました。

    彼女は13才で旅立ちました。

    当時私は彼女に躾けと称して感情的に手を挙げたこともあり旅立った後に可哀想なことをしたと自分を責めたり罪悪感を抱えているところもありました。

    コメントを書いているとモモの元気な姿がリアルに浮んで来ました。

    優しい顔をして元気にしっぽを振ってます。

    本当にありがたいです。

    私達人間も動物も心の存在!何時も感謝を忘れずに生きます。

    ありがとうございました。

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